あぶら取り紙は肌に悪い!?
思春期の時期は、にきびが本当に出来やすいですよね。
特に、皮脂が多いタイプの肌の場合、
油取紙を一日に何度も使いたくなるものです。
しかし、「油取り紙」ですが、
実はこれがニキビの原因になっている場合も考えられます!
油取り紙は、肌に浮いた皮脂を取ってくれるため、
皮脂が原因でできるニキビに、良い効果があるような気がしますよね。
ベタベタした皮脂をすぐにでも取り除いて、
サラサラの肌に変えたい気持ちも本当にわかります。
ですが実際には油取り紙を使うことで皮脂の分泌がより増えてしまい、
それがニキビを作り出す原因になることもあります。
油取り紙は何故使い過ぎると良くないのか?
実は、油取り紙は、必要な油分までも取り除いてしまうからです。
油取り紙は顔に浮いた皮脂だけではなく、
本来顔に必要なはずの皮脂まで、全部吸い取ってしまいます。
皮脂が完全になくなると、実は肌にとっては良くない環境なのです。
オイリー肌に敵と思われる皮脂は、本来乾燥を守る為の自然の保湿クリームです。
人の肌は外界からの刺激を守るため、毛穴に汚れを入れないために、常に一定の皮脂量を保っています。
ところが、油取り紙を使ってしまうと、そのバランスが崩れ、
慌てた肌は余計に皮脂を分泌して皮膚を守ろうとします。
これを日常的に繰り返してしまうと、肌は通常よりも余分に皮脂を出そうとしてしまい、
結果としてどんどん皮脂分泌量が増えることになります。
皮脂分泌量が増えると、毛穴では処理できなくなり、大量の皮脂がニキビの原因になってしまいますね。
これが油取り紙を使うのがニキビの原因になる理由です。